今年度は、人数制限などの新型コロナウイルス感染防止対策をとり、福岡県学校給食会にて9月17日と10月1日にお魚料理教室(協力:福岡県漁業協同組合連合会)を開催しました。
講師には、古川クッキングスクール校長の古川年巳先生をお迎えし、料理のデモンストレーションをはじめ、魚のことや食育についてお話をしていただきました。先生は流ちょうな博多弁で冗談を交えながら進めてくださったので、笑いが絶えない楽しい時間となりました。料理教室では、まず先生に大型魚のさばき方を実演してもらいました。子供たちは、約5sの大きなぶりが目の前で解体されていく様子に目が釘付けになっていました。
調理実習献立は、「いわしの生姜焼き、いわしのつみれ汁、小松菜と油揚げのお浸し、たくあんのおにぎり」で、参加者には主にいわしを手開きして料理を作り上げるまでを実習していただきました。最初は恐る恐るいわしを触っていた子供たちも1尾2尾と数をさばくごとに馴れていき、親子で力を合わせて作り上げた料理は格別だったようです。
参加者からは、「魚をさばくのが楽しかった。」「自分で作った料理がおいしかった。」「日頃料理する機会が少ないため、よい体験ができた。」などの感想をいただき、この体験が料理の楽しさや魚のことを学ぶよい機会となったようです。